修学旅行でいびきを指摘されトラウマに | 友達とのお泊り会にも参加できず…

修学旅行でいびきを指摘されトラウマに | 友達とのお泊り会にも参加できず

修学旅行でいびきを指摘されトラウマに | 友達とのお泊り会にも参加できず…

M.Kさん(女性)、30代、専業主婦

始まりは修学旅行。初めて気づいた酷いいびき

「Mちゃんのいびき凄いよね。みんなで笑っちゃった。」

そう指摘されたの小学6年の修学旅行の思い出。恥ずかしいやら、情けないやら。楽しい思い出より、いびきをかいていた事や、それを友達に笑われ、迷惑をかけてしまった情けなさが私のトラウマの始まりでした。

この話は中学の修学旅行もネタとして扱われ、「Mと同室の子は可哀想」だとか、「私Mと同じ部屋は嫌だ」と陰で言われていた事にショックを受け、当日は全く眠れず、気が付いたら旅行というものを心から楽しめなくなっていました。

太り気味だったせいか、いびきもかなりの騒音だったと思います。当時はまだネットが普及していなかったため、原因が全く分からず、大人になってからも友達からの旅行の誘いも断り続けていたんです。結局人付き合いも上手く出来ず、長い間悩み続けました。

友達とのお泊り会にも参加できず

私は昔から肥満児とはいきませんが、かなり体格が良く、ガッシリしていると言われていました。しかも家では1人部屋だったので、家族にいびきを指摘された事もありませんでした。他人から、それも友達から指摘されて初めて気付いたので、自分がいびきをかいて迷惑をかけていると知って、かなりのショックを受けました。自分ではどういびきをかいているのか分かりません。

高校に入学した頃、部活も入らず本格的な肥満になってしまいました。別に誰とも旅行に行くわけではないので気にしないようにしていましたが、高校で出来た友達がお泊り会をして楽しそうでした。よく誘われましたが、まさかいびきのせいで断るのも恥ずかしいので、両親が厳しいからだとか、アルバイトで忙しいだとか、何かにつけて言い訳をしていました。今思うと本当にささいな悩みですが、当時の自分にとっては深刻で、もちろん本当はお泊り会に参加したかったです。

いびきを全く気にしない夫と結婚

そんな私にも付き合ってくれる人が現れました。それが夫です。夫は中肉中背、特に太ってもいません。もともと人と関わるのは好きでしたし、お喋りだった私が大変気に入ったそうで、知り合ってから付き合うまで時間はかかりませんでした。

そして、初めて二人で旅行へ行く事になった時、いびきが酷く迷惑をかけるだろうと思い、勇気を出して打ち明けました。夫は「なんだ、いびきか。全然気にしないよ」と言ってくれたのです。それもそのはず。夫は目を閉じて直ぐに寝てしまう人でした。これには私も驚きました。さらに、一度寝てしまうとどんなに揺すっても大声を出しても起きないのです。神様が私にピッタリあった相手と巡り合わせてくれたのではないかと思ってしまったほど。

「気にしないから、君も寝て大丈夫だよ」。この言葉に随分助けられました。私のいびきが酷くても、夫はグッスリ夢の中。結婚してからは過去のトラウマも少しずつ解消されていきました。

今度は子どもに指摘され、いびき解消を決意!

結婚し、子どもが産まれ、30歳になった私は、子どもから「いびきもそうなんだけど、途中で呼吸が止まってびっくりして眠れなかった」と聞かされました。夫も子どもも心配してくれて、原因解決のため主治医に相談をしたところ、「睡眠時無呼吸症候群かもしれないから」と総合病院へ紹介状を書いてもらい、検査する事に。

結果は、「呼吸は止まるが睡眠時無呼吸症候群とは言えない。肥満によるものだろう。」と診断され、私は意を決しました。「やはり全ての原因は肥満だ! 解決するには痩せて、健康体になるしかない!」と思い立ち、ダイエットを始めたのです。全ては肥満のせい、怠惰が招いた結果だと己を奮い立たせて取り組んだところ、6か月で15キロも痩せる事が出来ました。

それから、横向きに寝るなどいびき対策にも努め、子どもから「お母さん、いびきかいてないよ。」と報告された時は本当に嬉しかったです。もっと早く肥満を解消していたら楽しい青春時代を送れたのかなぁ…などとも思いましたが、今、友達と旅行へ行く楽しみが出来ましたし、これからを謳歌していきたいです。

今後もこの体型をキープして、周りを気にせず安眠出来るよう、食事や生活習慣に気を付けていきたいと思います。