地響きのようないびきを治したい… 検査入院で睡眠時無呼吸症候群と判明!

地響きのようないびきを治したい… 検査入院で睡眠時無呼吸症候群と判明

地響きのようないびきを治したい… 検査入院で睡眠時無呼吸症候群と判明!

M.Tさん(男性)、40代、主夫

自分のいびきを自覚した大学サークル合宿

小学校から高校生までボーイスカウトに入っていたため、キャンプやスキー訓練など、友人と外で泊まる機会はたくさんありました。しかし、特にいびきについて何か指摘されたことはありませんでした。

ところが、大学で入った合唱のサークルの合宿で同じ部屋で寝ていた先輩や同級生から苦情を受けて、自分が地響きのように大きないびきをかいていることを知りました。合宿では練習後の夜にお酒を飲むことがあり、どうも酒盛りをした晩はいびきが酷くなるようです。その時は、私の他にもいびきの大きい友人がいたので、「自分だけじゃないんだ」という安心感があり、いびきを治したいと思うことは特にありませんでした。

しかし、それは悲劇の始まりだったのです。

結婚後に太るとともに、いびきも大きくなってきました

結婚してからは妻と二人暮らしが始まりました。妻はどちらかというと入眠も早く、一度眠ると朝まで起きることはめったにないタイプで、しかも何事にも忍耐強い人でした。そんな妻が朝起きると、頭を逆にして寝ているのです。最初は私は「?」と思い、理由を聞いてみると、いびきがうるさくて目が覚めてしまうというのです。

我慢強い妻が耐えられないほどうるさいのか…! それは私にとって流石にショックでした。何とかいびきを治したいと思い禁酒しようかとも考えましたが、お酒を飲む・飲まないに関わらず、うるさい時はうるさいそうです。妻の実家に泊まった時にも、義理の両親に「うるさくて目が覚める」と言われました。私のいびきは部屋の壁を越えて聞こえるほど大きいらしいのです。

しかし、自分がいびきをかいているのは寝ている時の事…。どうすることも出来ず、家族に我慢してもらうしかありませんでした。

外泊を避けるようになりました

ある朝、バイクで通勤中に視野に蚊のような点々が広がっているの気づき、その夕方に眼科へ行ったところ、網膜剥離していることが分かりました。すぐに手術をしないと失明してしまうということで緊急入院しました。

入院中の病室は6人部屋で、私より年上の大人しそうな人たちでした。手術後の入院2日目の晩、おじさんが何か叫んでいる夢を見ました。翌朝、看護師さんと一人の患者さんが話をしていて、よくよく聞いていたら、夢の中で叫んでいたおじさんがその患者さんだったのです。

おじさんは看護師さんに「あんなんおったら寝られんわ。部屋を変えてくれ。」と不満をぶつけていました。すぐに患者さんは自分のいびきだのことを言っていると分かりました。ものすごいショックです。それ以後、誰かと同じ部屋で寝ることを避けるようにしましたし、旅行も避けるようになってしまいました。

検査結果は睡眠時無呼吸症候群

家族からは「病院に行ったほうがいいんじゃない?」、「いびきは地響きのように大きいし、息が止まっているよ」と言われていました。また、自分自身も朝目覚めると喉がカラカラになっていたり、睡眠が浅いためか日中居眠りしてしまうこともあります。そのため、何とかいびきを治したいと思い、病院の睡眠外来に行って簡易検査を受けることにしました。

検査結果は中度から重度の睡眠時無呼吸症候群でした。さらに検査入院で分かったことなのですが、一時間に息が二十回も止まっていることも分かりました。私のいびきや睡眠時無呼吸症候群の治療は対処療法しかないと医師に言われ、CPAP治療(特殊なマスクをつけて寝ることで呼吸を補助する方法)を取り入れることになりました。

ガスマスクのようなものをつけて寝るのはなかなか苦痛でした。しかし、妻の話だと息が止まることがなくなり、地響きのようだったいびきもとても小さくなったそうです。実際に昼間の眠気もかなり改善されました。ただ、これから一生このガスマスクのようなものをつけて眠らなければならないのかと考えると憂鬱です。