自分のいびきで目が覚める…鼻中隔湾曲症の手術で改善した経験

自分のいびきで目が覚める…鼻中隔湾曲症の手術で改善した経験

自分のいびきで目が覚める…鼻中隔湾曲症の手術で改善した経験

Y.Sさん(男性)、20代、会社員

いびきの悪化で眠れない毎日

自分のいびきで目が覚めるような経験は、誰もが一度は覚えがあると思います。しかし、この状態が半年以上、毎晩2~3回続くことは普通ではありません。私の場合、寝入りばなや、深夜に眠りが浅くなったタイミングなどに、「ゴゴッ!」という自分のいびきで何度も起きてしまうのです。

最初は、何が原因で、いびきで目が覚めるようになったのか理解できませんでした。「室内に誰かがいていたずらをされているんじゃないか?」と、怖くなったほどです。

他人のいびきがうるさくて眠れない場合は別室で寝ればいいですが、自分のいびきで熟睡できないのですから、事態は深刻です。夜間に2度、3度と目が覚めるせいで疲れがとれず、日中でも眠気を感じるような状態になってしまいました。

耳鼻科の診療でいびきの原因が判明!

もともと私はアレルギー体質で日常的に鼻炎になっています。花粉症の季節などには蓄膿症が出ることもあります。「もしかして鼻炎が原因でいびきがひどくなっているのかな?」と思い、思い切って耳鼻咽喉科の病院で診察を受けました。

病院ではアレルギーの血液検査やドクターの診察。そしてグラスファイバーにカメラを取り付けたような器具を鼻の穴に挿入し、私の鼻の中を画像で見せてくれました。結果は、アレルギー性鼻炎は以前に比べて悪化はしていないとのことでした。ただし、普通の人と比べると鼻炎そのものがひどいので、お薬で対処が必要との事でした。

そしてそれよりも衝撃的な事が分かりました。私が鼻炎を起こしやすいのは、アレルギーも原因とはいえ、それよりも鼻腔内の骨が湾曲しているからだそうです。鼻中隔湾曲症という症状で、特に左の鼻腔が大きく曲がっていて、炎症を起こしていない状態でもかなり狭いとの事でした。

鼻中隔湾曲症の手術をすることに…

たしかに「左の鼻腔の通りが悪い」とは、普段から自分でも自覚していました。最近はますます状況が悪くなり、横になるとほとんど鼻で呼吸ができない状況だったのです。

でも、骨が湾曲して鼻腔をふさいでしまっていたなんて…!ドクターの説明によれば、子どもの頃に鼻腔がまっすぐでも、成長するにつれて脳や頭蓋骨が大きくなり、その重みで鼻腔内の骨が湾曲していくそうです。これは大なり小なりだれもが起こり得ることで、その度合いが大きいか、小さいかの違いしかないのだとか。

またこれはドクターの私見ですが、「鼻の通りがいい人(つまり幼い子ども)の性格は朗らかで、鼻の通りが悪くなるにつれ(大人になるにつれ)、性格が沈鬱になる、落ち着いてくる気がします」という言葉が印象的でした。そして私の場合ですが、湾曲の度合いがひどいため、軽い手術をした方がいいと勧められました。

とりあえずアルゴンプラズマ手術で経過観察

「鼻中隔湾曲症を治す手術が必要」と聞いて、私は青くなってしまいました。そんな私の動揺を見てとったのか、ドクターは「2段階の処置を考えてみませんか?」と提案してくれました。

まず花粉症対策などでもよく知られている「アルゴンプラズマ」による凝固処置。これはレーザー手術とか鼻の中を焼く手術として、私も聞いたことがあります。「こちらを試してみて、だめだったら鼻の中の骨を削る手術を行いましょう」との事でした。セカンドオピニオンを求めるような診察でもないように思えたので、私はこの提案に二つ返事で了承をすることにしました。

そして2週間後に手術日を予約し、あっという間にレーザー手術が終わりました。これは誇張ではなく、体感的には5分から10分程度の手術だったように思います。

鼻中隔湾曲症の手術後は、鼻をかむことは厳禁な旨を説明され、2時間弱で帰宅。現在は、鼻の通りも良くなり、夜中に自分のいびきで目が覚めることもなくなりました。今後は骨を削る手術を行うかどうかを視野に入れながら、レコーダーでいびきの状況をチェックする毎日です。