いびき外来がない時は何科?病院でのいびき・睡眠時無呼吸症候群の治療

いびき外来がない時は何科?病院でのいびき・睡眠時無呼吸症候群の治療

いびき外来がない時は何科?病院でのいびき・睡眠時無呼吸症候群の治療

近年、いびきは睡眠時無呼吸症候群や自律神経失調症、メタボリックシンドロームなど様々な病気との関連性が注目され、積極的な検査・治療が行われるようになってきました。しかし、大きないびきが心配で病院を受診する際、「何科を受診すれば良いか分からない」という人は多いのではないでしょうか。

「いびき外来」等の名前でいびき専門の外来診療科を設けている病院もありますが、そうでない場合がほとんどです。今回は、病院でいびき・睡眠時無呼吸症候群の治療を受ける際には何科を受診すべきかについてまとめます。

いびき外来とは

一口に「いびき」といっても、睡眠時無呼吸症候群をはじめとして脳神経、自律神経、アレルギー、耳鼻科領域、呼吸器科領域といった複数の診療科にわたる専門知識が必要となります。そのため、患者さんへのユーザビリティの向上と効率的な治療を行う目的で、いびき専用の「いびき外来」を設けている病院も増えてきました。

いびき外来での治療

近くにそうした病院がある場合にはそこを受診すべきですが、そうでない場合には、耳鼻咽喉科を訪ねるのが一般的です。

ただし、いびきの原因にはさまざまなものがありますので、それによって呼吸器科や口腔外科など、他の科目を受診する必要がある場合もあります。

いびきの原因の例

  • 睡眠時無呼吸症候群
  • アレルギー性鼻炎
  • 慢性副鼻腔炎
  • 鼻茸症(鼻腔粘膜が盛り上がって炎症を起こす病気です)
  • 扁桃炎
  • アデノイド肥大(咽頭扁桃=アデノイドが炎症を起こして肥大する病気です)
  • 肥満
  • 口呼吸

いびきの原因は、鼻の疾患や肥満など様々です。睡眠時無呼吸症候群などの怖い病気が潜んでいる可能性があることも忘れてはいけません。

いびき外来がない場合

いびき外来がない時は何科を受診すれば良いのでしょうか。基本的に「いびき」は気道狭窄口呼吸が原因ですから、口呼吸に関しては「口腔外科」、気道狭窄に関しては「呼吸器科」か「耳鼻咽喉科」が一般的です。

いびき外来がない時は何かを受診すべきか

ただし、初診の段階で患者さんが何科を受診すれば良いのかは正確には分からないと思いますので、病院の受付で尋ねるのが良いでしょう。また、以下のチェックリストを活用して、症状の大まかな見当をつけておきましょう。

耳鼻咽喉科

  • 鼻に慢性的な疾患やアレルギー性鼻炎を伴うアレルギー性疾患がある
  • 鼻水が多い・頻繁に鼻がつまる
  • 声がかすれやすい
  • 上気道に慢性的な疾患がある
  • 持続的なのどの痛み、乾燥、違和感がある
  • 寝ても疲れが取れない・日中に急な眠気を感じる
  • 睡眠時の無呼吸の症状がある

呼吸器科・口腔外科 等

  • 口呼吸の癖がある
  • ドライマウスである
  • 歯ぎしりが酷い

これ以外にも肥満症、自律神経失調症、更年期障害などでもいびきは大きくなりますが、その場合はいびき以外にも症状が出ている場合がほとんどですので、症状に合わせた診療科を受診するようにします。

まとめ

今回は、病院でいびき・睡眠時無呼吸症候群の治療を受ける際には何科を受診すべきかについてご紹介しました。

いびき外来がある場合はそちらを受診し、無い場合には耳鼻咽喉科を受けるのが一般的です。症状によっては口腔外科、呼吸器科を案内される場合もありますので、受付で確認するようにしましょう。

大きないびきの原因は、睡眠時無呼吸症候群などの病気の可能性もあります。「たかがいびき」と放置せず、異常を感じたり家族に指摘を受けた場合には、速やかに医師に相談するようにしましょう。