昼休みの会社に響くイビキ…上司にうるさいと激怒され大ショック!
Y.Tさん(女性)、40代、会社員
昼休みにイビキをかく人がいて参っています
会社の同僚で昼休みに本気で寝てしまう人がいて、彼のイビキがうるさくて皆困っていました。イビキの音が頭に響いて辛いのです。彼は40代の男性社員なのですが、私の斜め前の席に座っているので余計目に入り、気になっていました。
昼休みになると、あっという間に食事を済ませ、すぐ眠ってしまうのですが、眠るやいなやイビキが始まります。うちの会社は節電ということで、昼休みにはフロア全体で消灯してしまいますから、寝たくなるのも分かりますが。
静まり返っているところに突然鳴り響く、「ぐおーっ!」という地鳴りのような音に、昼休みとはいえこちらは気が休まることがありません。なぜあんなに簡単にすぐ深い眠りに落ちていけるのでしょうか?
良い人なので余計困っています
悩ましいのは、そのイビキのうるさい彼が、めったにいないほどに良い人だということです。仕事はテキパキとこなし、性格も明るいです。上の人にも可愛がられるタイプで、面倒見も良いことから年下からも慕われています。残念なのは、イビキがとにかくうるさいことで、気の毒に思ってしまうほどです。
フロア中、みんな彼のイビキのことを知っているので、「だから独身なのかなぁ」なんて冗談を言う人もいます。最近はそれに加えて寝言も言うようになりました。寝言は小声なのですが、内容が可笑しくて、それはそれでつい聞き耳を立ててしまい、やはりこちらは休まりません。よく聞くと、「まずいよねえ、やばいやばい、うるさいよ」と言っていました。自分でイビキがうるさいと分かっているのでしょうか(笑)
ついに上司に激怒される彼
そんなふうに明るく気立ての良い彼なのですが、やはり昼休み中のイビキには多くの人が参っていたらしいのです。「あれ、どうにかならないの。」と、私も何人かの同僚に言われました。私も本音では確かにうるさい、やめてほしい、と思ってはいたのですが、つい、彼が可哀そうで「たぶん、体調がよくなくて止められないんじゃないかしら、よくある睡眠時無呼吸症候群とか」などと言ってかばっていました。
誰も本人に面と向かって止めてとは言えず、なんとなく我慢していました。ところがある日、ついに彼は注意をされることに。しかも相手は部長。昼休み中、寝ているところを起こされ、かなり大きな声で「イビキがうるさいんだよ!いつもいつも!」と直球で怒られていました。目の前で見ているこっちがビックリするほど激しい剣幕で怒っていたので、部長もかなりストレスが溜まっていたのかもしれません。
大ショックを受けるも、うつ伏せ寝で改善
突然の寝起きの叱責に固まってしまった彼。私は机越しにその様子を見ていました。「ひどいね、そこまで怒ることないのにね。」と私は彼に声をかけて慰めましたが、実は内心ちょっと「これで何か対策してくれるかも」と思ってホッとしました。
部長の叱責の中で、「うつ伏せで寝ろ!」という言葉があったのですが、これは実に効果がありました。その後、彼は顔を上げて寝るのを止めて、机に伏せて寝るようにしたところ、かなりイビキが収まったので驚きました。そういえばいつも椅子にのけぞるように座って上を向いて寝ていたなあ、と後で思いました。
イビキの原因は本当にちょっとしたことだったんですね。早く気づけば良かった。ただ、今も小さな声でしょっちゅう寝言を言うので、気になってやはり私は休めません(笑)