いびきがきっかけで睡眠時無呼吸症候群が判明 | 鼻マスクで治療中

いびきがきっかけで睡眠時無呼吸症候群が判明 | 鼻マスクで治療中

いびきがきっかけで睡眠時無呼吸症候群が判明 | 鼻マスクで治療中

T.Kさん(男性)、30代、会社員

自分のいびきに気づいたきっかけ

「いびき」というと、太ったおじさんがかくものというイメージを持っていました。私自身は標準体重であり、まさか自分がいびきをかいているとは思ってもいませんでした。そもそも自分では眠っているため、いびきに気づくことはありません。

そんな私がいびきを意識するようになったのは友人と海外旅行に行った時でした。ある時、友人と海外旅行に行き、朝目覚めると隣のベッドで寝ていた友人から「いびきをかいていてうるさかった」と指摘されました。翌朝も指摘され、「今夜もうるさかったら真綿を詰め込むからな」と言われてしまう始末。きっと時差もあるし、疲れているしでいびきをかいたんだろうと思い、その夜は寝る姿勢に気をつけたことで真綿を詰め込まれることはありませんでした。

次に、別の友人と旅行に行った際にも、いびきのうるささを指摘されてしまいました。これはもう、いびきを日常的にかいているに違いないと意識するきっかけになりました。

彼女ができたので、医者に駆け込みました

いびきを意識しつつも、一人暮らしだったので、そんなに気にすることもありませんでした。しかし、彼女ができたら話は別です。いびきが原因でふられてしまうなんてことになったら悲しくてたまりません。医者に行ってどうにかいびきを治そうと考えました。

かかったのは睡眠の専門医でしたので、いびきの影に病気が隠れていないかのチェックをすることになりました。指に装着するタイプの酸素計を使いました。途中で呼吸が止まって低酸素状態になっていないかを確認するものです。自宅で装着して確認したところ、予想外の低酸素状態に陥っていました。その後は一泊入院をして、各種センサーをとりつけての精密検査をしました。

結果を受け取るまでに、仕事で1ヶ月間の海外研修があったため、気になりながらもそのまま海外渡航。もし病気が決定したら彼女にふられてしまうのだろうか…と少し不安でした。

病気発覚、そして治療へ

帰国後、検査結果を受け取りに病院に行くと、結果は恐れていた睡眠時無呼吸症候群。CPAPと呼ばれる鼻マスクの装着決定です。「彼女にいびきを聞かれて嫌だ」を通り越して、一気に重病人の見た目です。これでふられるな…と覚悟しましたが、その点は理解ある人でしたので、スマホアプリでいびきの音を録音して楽しんでくれていました。見た目にもあまり驚くことなく接してくれました。

彼女の理解を得られたことで、治療に専念することができました。その後、彼女と結婚し、鼻マスクも慣れたもので旅行にも持ち運んでいます。海外出張で同僚より荷物が多くなってしまうのは少し嫌ですが。

毎日きちんと鼻マスクをつけており、状態も安定。日中の眠さや頭痛も病的なものは何もありません。治療しなければ10年生存率60%台というインターネット情報もあってドキドキしましたが、これで病気は気にしなくても大丈夫そうです。

脱鼻マスクを目指して

病気と付き合っていくことになりましたが、やはり鼻マスクの煩わしさと、完全には消えないいびきをどうにか改善したいと考えています。テレビに出演しているこの病気治療の権威にも会いにいきましたが、顎が小さいため完治はしないとの診断。毎月通っているお医者さんには「治る場合もあるから継時観察しましょう」と言われるも、ゴールが見えず。

今は少しでも改善しようと、入院検査の時の精密検査で分かった、寝る姿勢といびきの関係のデータを基に左横向きで寝ることに取り組んでいます。検査結果では、左横を向いて寝た時にはいびきがピタッと止まり、無呼吸・低呼吸もゼロ。舌の落ち込みが原因の病気ですので、横向きなら大丈夫というのは理に適っています。

1ヶ月間左横向きに寝ると、翌月の診察時のデータも良くなっていて、これを続けることで鼻マスクを外せる日が来ると考え、日々この姿勢に慣れるように努力しています。