いびきや歯ぎしりがうるさい… | 睡眠時の騒音の原因と治療・対策

いびきや歯ぎしりがうるさい | 睡眠時の騒音の原因と治療・対策

いびきや歯ぎしりがうるさい… | 睡眠時の騒音の原因と治療・対策

睡眠時に周囲の人の眠りを妨げる「いびき」や「歯ぎしり」による騒音。どちらも、本人には自覚がない場合がほとんどですが、隣で眠っている家族はたまったものではありません。

今回は、睡眠時にいびきや歯ぎしりがうるさい原因と、治療・対策についてまとめます。

健康への悪影響

いびきや歯ぎしりの症状がある人は、成人の約8割にも上るという調査があります。周囲から指摘を受けても、「ただの体質」と考えて放置してしまいがちですが、健康へ様々な悪影響を与える場合があります。

いびきや歯ぎしりの健康への悪影響

いびき・睡眠時無呼吸症候群の体への悪影響

睡眠時の「いびき」や「無呼吸」は、舌が喉の奥へ落ち込む等の理由で気道が狭くなって発生します。気道が狭まると十分な酸素を取り入れにくくなり、睡眠の質の低下によって、下記のような症状が現れることがあります。

  • 日中の急な眠気
  • 疲労感・集中力の低下
  • 高血圧・心臓病・糖尿病等の生活習慣病リスクの上昇

歯ぎしりの体への悪影響

歯ぎしりもいびきと同様、本人は自覚していない場合がほとんどです。しかし、覚えのない歯の摩耗や傷、あごの痛みがあったり、周囲から歯ぎしりの指摘を受ける場合には注意が必要です。

睡眠時の歯ぎしりは、普段では考えられないほど強い力が顎にかかっており、下記のような悪影響が現れることがあります。

  • 歯がすり減る・割れる
  • 耳鳴り・めまい
  • あごの痛み、顎関節症
  • 歯茎の炎症による歯周病の悪化


また、忘れてはいけないのが、いびきや歯ぎしりによる騒音が周囲の人に与えるストレスです。これらの音で、毎晩のように夜中に起こされるような状態が続くと、不眠による体調不良の他、悪化すると自律神経失調症やうつ病の症状が現れる場合もあります。

「たかがいびき」等と考えず、自身の健康や周囲への悪影響を考え、早めに治療に取り組むことが大切です。

いびき・歯ぎしりが起こる原因

いびき」の原因として多いのは、喉周りの筋力の低下や肥満などによる気道の圧迫です。その他、口呼吸の癖、鼻炎扁桃腺肥大等の持病がある場合にもいびきをかきやすくなります。

また、一時的な要因として、疲労やストレス飲酒等も喉周りの筋肉の弛緩を助長するため、大きないびきをかく原因としてあげられます。

睡眠時のいびき・歯ぎしりが起こる原因

一方、「歯ぎしり」は、噛み合わせの悪さが関係していると考えられていますが、現在もハッキリとした原因は分かっていません。近年では、自律神経の乱れの他、ストレス飲酒との関連が指摘されており、これらはいびきと共通する要因といえます。

また、歯ぎしりは睡眠が浅い状態で起こりやすいことが知られています。大きないびきを代表的な症状とする「睡眠時無呼吸症候群」では、体の酸素が不足して眠りが浅くなるため、歯ぎしりも起こりやすくなるとが報告されています。

いびき・歯ぎしりの治療・対策

飲酒等による一時的ないびきや歯ぎしりであれば、時間の経過で解消されることが多く、あまり心配する必要はありません。しかし、継続して症状が見られる場合には、健康上の悪影響を及ぼす可能性があるため、早めに対策をとることが大切です。

歯ぎしり・いびきの治療方法には、以下のようなものがあげられます。

マウスピース

いびき・歯ぎしりによる騒音の軽減には、マウスピースの使用が効果的です。

睡眠時にマウスピースをつけることで、いびきの原因となる口呼吸を防止することができます。また、歯ぎしりによる歯のすり減りや、顎関節症の解消にも役立ちます。

安価な市販品も販売されていますが、睡眠時無呼吸症候群の治療に用いられるマウスピースは特殊な形状をしているため、医師に相談の上、歯科医で作ってもらうことをおすすめします。

マウスピースによるうるさいいびきや歯ぎしり対策

生活習慣の改善

疲労やストレス、飲酒等が原因となっている場合には、これらの要因を解消するため、生活習慣の見直しを行うことが大切です。オーバーワークを避け、お酒の量を減らすなどして対策するようにしましょう。

寝る前にストレッチを行ったり、入眠1~2時間前にぬるめのお湯で半身浴を行うなど、睡眠の質を高める工夫をすることも有効です。

市販のいびき防止グッズ

いびきや歯ぎしりの防止には、様々な市販の対策グッズが販売されていますので、それらを試してみるのも良いでしょう。

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睡眠時に器具を装着することに違和感がある場合には、いびき対策用のサプリメントも販売されています。

まとめ

今回は、うるさいいびきや歯ぎしりの原因と、治療・対策方法についてご紹介しました。

どちらも軽く考えて放置してしまいがちですが、これらの症状が続く場合には健康への様々な悪影響が考えられる他、周囲の人の安眠を妨げて大きなストレスを与えることにもなります。

心当たりがある場合や、家族から頻繁に指摘を受ける場合には、一度病院を受診してみると良いでしょう。