デブのいびきはうるさい?肥満体型といびきの関係・改善方法

デブのいびきはうるさい?肥満体型といびきの関係・改善方法

デブのいびきはうるさい?肥満体型といびきの関係・改善方法

デブのいびきはうるさい…。極めて一般的な解釈ですが、実際に肥満体型の人のいびきの音は、痩せている人に比べると大きくなりがちです。

今回は、肥満体型といびきの関係と、その改善方法についてご紹介します。

肥満体型の人のいびきがうるさい理由

いびき」は、気道が狭くなることによって呼吸気圧が上がり、口蓋垂(のどちんこ)やその周辺の粘膜組織が震えることで起こります。

気道の狭窄が進むほど、そこを通過する空気の勢いは強くなり、いびきもうるさくなります。これはちょうどホースの口を指で狭めると水が勢い良く飛んでいくのと同じ原理です。

通過する空気の量は狭窄していない状態に比べると少なくなるので、周囲の眠りを妨げるような大きないびきをかく場合は、それだけ睡眠中の呼吸量が落ちていることになり、深刻な健康被害をもたらす原因となります。


デブのいびきがうるさい理由


では、どうして肥満体型になるといびきがうるさいのでしょうか?その原因は「喉付近の肉付き」にあります。

デブになると顎から首にかけても脂肪がつきやすくなります。「いびき」発生のメカニズムは、「横になった時に顎から首にかけての脂肪や筋肉が下の方に垂れ下がり、それが気道を狭窄させて音がする」というものです。したがって、肉付きの良い肥満体型はいびきがうるさい人が多いのです。

肥満体型の目安

肥満体型」とは単に見た目がデブに見えるということだけではありません。体に脂肪が過剰に蓄積していることも関係しています。現在日本では肥満体型の指標としてBMIという国際的な肥満指数が採用されています。

BMIの値は以下の式によって導き出されます。

BMI値=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}


日本肥満学会が定めた判定基準ではBMI=22が最も病気にかかりにくい「標準体型」とし、25以上になると「肥満体型」と判断するというガイドラインが策定されています。

肥満体型といびきの関係と改善方法

肥満は国際的な問題であり、日本もその例外ではありません。特に40〜60代の男性の間では、BMIが25を超える人の割合が30%を超えるようになりました。

国際的な肥満体型の基準はBMI=30といわれていますので、日本の25というのはやや厳しい基準です。これは、欧米人に比べると肥満になってからの生活習慣病への罹患率が高いことなどもあり、予防の意味合いも兼ねてあえて厳しい基準を設けるようにしたとされています。

肥満体型以外のいびきの原因

いびきは「気道狭窄」で起こる物理的な現象ですが、その原因は肥満体型以外にも様々なものがあります。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)やアレルギー性鼻炎などの鼻の病気

鼻腔内が炎症で腫れると気道が狭くなり、口呼吸になることでいびきが大きくなります。

加齢

加齢によって喉周りの筋肉が衰えると、睡眠時に筋肉が弛緩することで気道が狭くなり、いびきをかく原因となります。

バセドウ病などの甲状腺関連疾患

甲状腺が腫れて気道を圧迫し、いびきが大きくなります。

下あごが小さい

遺伝的な骨格もいびきの大きさに関係してきます。特に、下あごが小さい人の場合は、喉の粘膜組織によって気道が狭窄しやすく、いびきをかきがちです。


その他、飲酒等は睡眠時に喉周りの筋肉を弛緩させていびきをかきやすくするだけでなく、肥満を助長する原因にもなりますので注意が必要です。

肥満の人のいびき改善方法

肥満体型が原因でうるさいいびきをかく場合、根本的な改善方法は、やはり「デブを解消する」ということになります。具体的な改善方法としては下記のようなものがあげられます。

  • 医療機関やカウンセリングなどを通じて生活習慣を見直し、規則正しい生活を心がける
  • スポーツクラブに通う等、トレーニングを行い肥満を解消する
  • 暴飲暴食を避ける
  • ストレスを溜めない・解消に取り組む
  • 専用の漢方薬等を使用する

肥満を改善する薬としては、「防風通聖散」という漢方薬があります。下記よりインターネットでも購入できますが、医師の処方を受ける場合には保険適用が認められています。

生漢煎【防風通聖散】

肥満といびきの解消

肥満体型の場合、様々な生活習慣病のリスクの増加があるため、「いびきが止まればそれで良い」というわけではありません。根本的な肥満の解消に取り組みつつ、その間のいびき対策として、サプリメントや市販のいびき防止グッズを活用してくと良いでしょう。